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2025.05.13

犬には求めて、猫には求めない?⭐キャナップ犬のようちえん

犬には求めて、猫には求めない?⭐キャナップ犬のようちえん

 

私たち人は、つい犬にいろいろと求めてしまいます。

たとえば、

・「オイデ」と呼んだらすぐに来てほしい

・「マテ」と言われたら動かずにいてほしい

・引っ張らずに歩いてほしい

 

他にも、

・トイレはここでしてほしい

・人に飛びつかないでほしい

・吠えないでいてほしい

・家具や手足を噛まないでほしい など。

 

でも、少し立ち止まって考えてみてください。

こうした行動の多くは、犬にとっては本能的で自然なことなんです。

それを「人の暮らしに合わせてほしい」と、犬の側にばかり求めてしまっているかもしれません。


 

猫には「仕方ない」と受け入れるのに…

 

では、猫だったらどうでしょう?

 

猫だって、人にとって“困った行動”をいろいろします。

 

・手足を噛む

・夜中に鳴く

・家のあちこちで爪とぎをする

・入り込んでほしくない場所に勝手に入る など。

 

それでも私たちは、猫の行動については「仕方ないよね」と割り切って、

爪とぎグッズを増やしたり、侵入防止の柵をつけたり、キャットタワーを置いたりと、

“やりたいこと”を叶える工夫をしていることが多いと思います。


 

犬の「したいこと」にも、もっと目を向けて

 

一方、犬に対してはどうでしょう?

 

犬が本当に望んでいる環境を用意するよりも、

「人が決めたルールに順応してね」と求めてしまう場面が多いのではないでしょうか。

 

同じ愛玩動物なのに、犬ばかりが“いい子”でいることを強く求められているようで、

ちょっぴり不公平にも感じませんか?

 

だからこそ、犬の「したいこと」や「嬉しいと感じること」にも、もっと目を向けてあげましょう。

 

犬が「楽しい」「嬉しい」「やりたいことができる」と感じられるような環境や時間を用意してあげること。

そのうえで、「ちょっとお願い、これやってくれる?」と頼み、

ときには「今はやりたくない」と断られることも、受け止めていく。

 

そんな関わり方の方が、きっとお互いに無理がなく、心地よく過ごせる関係を築いていけると思います。

 

もしかすると犬も、「猫みたいに生きてみたいな」って思っているかもしれませんね。