2025.12.01
「欲しいものが手に入る」って、幸せ。⭐キャナップ犬のようちえん
私たち人は、「おいしいものを食べたい」「リラックスしたい」「楽しく過ごしたい」と思ったとき、自分の力で“欲しいもの”を探しに行くことができます。
でも、犬は違います。
犬がどんな環境で過ごすのか、何を使えるのか、どこで遊べるのか・・・
それらのほとんどは 飼い主さんが用意した環境の中で決まってしまいます。
だから、犬は“自分で欲しいものを探しに行く自由”がとても限られているんです。

犬は「与えられた環境の中」で生きている
たとえば、
・留守番をサークル内でするか、フリーで過ごすか
・どんなおもちゃが置かれているか
・どこで休むか、どこで遊ぶか
すべて飼い主さんが決めています。
つまり犬は、
「飼い主さんが用意した世界の中で、できること・できないことが決まっている」 のです。
その限られた環境の中で、犬は毎日“やりたいこと”を見つけなくてはなりません。
ときには、「本当はもっとこうしたいのに…」という気持ちが満たされないこともあるでしょう。

愛犬の幸せは、飼い主さんが見つけてあげるもの
だからこそ、大切なのは
「うちの子が欲しがっているものは何か?」
「この子は何をすると嬉しいのか?」
を、飼い主さんが探しに行くことです。
・引っ張りっこが大好き?
・人のそばでくっついているのが安心?
・匂いを嗅ぎながら歩くのが楽しい?
・噛むおもちゃを与えたら満足げ?
その“欲しいもの”に気づいて、それを どんどん与えてあげる。
それが、犬の幸せに真っすぐつながります。

「もっとあげたい!」の想いが、犬を幸せにする
私はこう思います。
「あれもあげたい、これもあげたい、もっとあげたい、もっともっとあげたい♫」
という気持ちこそ、愛犬の幸せを育てる原動力だと。
犬は自分で世界を選べません。
だからこそ、飼い主さんが“見つけてあげる”必要があるのです。
「うちの子の嬉しいを、もっと増やしてあげたい」
そんな気持ちで日々を過ごせば、愛犬も飼い主さんも、今よりもっと素敵な毎日になるでしょう。




