2026.10.11
犬のお困りごとTOP3に共通すること~21周年を迎えて〜⭐キャナップ犬のようちえん
2026年10月11日、キャナップ犬のようちえんは、おかげさまで21周年を迎えました。
これまで多くのわんちゃんたち、そして飼い主さまと出会い、さまざまなお困りごとのご相談をいただいてきました。
その中でも、飼い主さまへのアンケート調査などでよく上位に挙がるのが、
「吠える」
「トイレの失敗」
「咬む」
という3つのお困りごとです。
一見すると、まったく違う行動のようですが、実は解決を考えるうえで大切な共通点があります。
それは、「起きてからどうするか」よりも、「起きにくい環境をどうつくるか」という視点です。

お困りごとには理由がある
例えば、トイレの失敗。
失敗してから叱るのではなく、成功しやすい場所やタイミングを用意して、上手にできたら褒めてあげる。
吠えることも同じです。
何に対して、どんな場面で吠えているのかを考え、吠えなくても過ごせる環境を整えたり、吠える代わりにできる行動を教えたりする。
咬むことについても、遊びの延長なのか、怖いことから逃れたいのかなど、理由によって対応は変わります。
大切なのは、「どうすればやめさせられるか?」ではなく、「なぜその行動が起きているのか?」を考えることです。

「やめさせる」より「できる」を増やす
私たちは、お困りごとが起きると、つい「やめさせたい」と考えてしまいます。
でも、犬の立場になって考えてみると、何をすればいいのか分からないまま「ダメ!」と言われても困ってしまいますよね。
それなら、してほしくない行動が起きにくい環境を整え、代わりにしてほしい行動ができるようにしてあげる。
そして、その行動ができたら、犬にとって嬉しいことを用意してあげる。
そんな経験を繰り返すことで、望ましい行動が少しずつ増えていきます。
「ダメ!」を増やすのではなく、「それ正解!」を増やしていく。
これが、キャナップの考える「予防のしつけ」です。

21年間で大切にしてきたこと
犬のトレーニングというと、何か問題が起きてから始めるものと思われがちです。
でも、本当はお困りごとが起きる前からできることがたくさんあります。
トイレを成功しやすくすることも、安心して過ごせる場所を用意することも、飼い主さまと楽しく遊ぶことも、そのひとつです。
もちろん、すでにお困りごとがある場合でも、環境や関わり方を見直すことで改善につながる可能性があります。
21年間、たくさんの犬たちと関わる中で、私たちも学び、考え方やトレーニングの方法を進化させてきました。
そして、今あらためて大切だと感じているのは、犬をどう変えるか」ではなく、「犬が望ましい行動をできる環境をどうつくるか」ということです。
犬を叱る機会を減らし、褒める機会を増やしていく。
そんな毎日をつくることが、犬にとっても飼い主さまにとっても、心地よい暮らしにつながると考えています。

22年目も犬と飼い主さまの幸せのために
キャナップが21年間歩んでこられたのは、これまで出会ったわんちゃんたち、飼い主さま、そして当園を支えてくださった皆さまのおかげです。
心より感謝申し上げます。
これからも、お困りごとを「やめさせる」ことだけを目標にするのではなく、「どうすれば、その子が望ましい行動をできるようになるのか?」という視点を大切にしていきます。
そして、わんちゃんに何かを教えることだけでなく、お互いに楽しく、安心して暮らせる環境を飼い主さまと一緒に作っていきたいと思います。
わんちゃんも飼い主さまも、幸せな毎日を。
22年目のキャナップ犬のようちえんも、どうぞよろしくお願いいたします。

お悩みなど、お気軽にご相談ください。


