2026.07.10
『ごほうび』って何?⭐キャナップ犬のようちえん
ドッグトレーニングでは『ごほうび』という言葉をよく使います。
「ずっとおやつをあげ続けるの?」
「そのうち言葉で褒めればいいんじゃない?」
そんな疑問を持たれる方も多いと思います。
でも、本当に大切なのは、「ごほうびとは、犬が価値を感じるもの」ということです。

人も「嬉しいこと」があるから続けられる
ある実験で、学生を2つのグループに分け、一方には「1か月間だけ、月8回ジムへ行けば100ドルもらえる」という条件をつけました。
すると、お金がもらえなくなった2か月目にも、それまで以上にジムへ通うようになったそうです。
それは、運動が楽しい、体調が良くなった、仲間ができたなど、お金以外の価値を見つけたからです。
人も犬も、「その行動をすると嬉しいことがある」と感じるから、その行動を続けたくなるのです。

犬にとってのご褒美は犬が決める
「最初はおやつを使って、最後は言葉で褒めましょう」と言われることがあります。
もちろん、言葉で褒められることを喜ぶ犬もいます。
でも、何が嬉しいのかを決めるのは人ではなく、犬自身です。
おやつが好きな子もいれば、おもちゃ、一緒に遊ぶこと、優しく撫でられることが一番嬉しい子もいます。
犬は言葉では答えられませんが、行動で答えてくれます。
例えば「オスワリ」ができたあとに、おやつや遊びなどを提供し、その後も同じ場面で「オスワリ」を繰り返してくれるなら、それは犬にとって価値のあるご褒美だったということです。

愛犬の「嬉しい!」を見つけよう
トレーニングで大切なのは、「何をご褒美として与えるか」ではなく、「この子は何を嬉しいと感じるのだろう?」と考え続けることです。
その子が喜ぶものを見つけ、その行動のあとにプレゼントしてあげる。
その積み重ねが、「またやってみよう!」という気持ちを育てます。
キャナップ犬のようちえんでは、ご褒美を「与えるもの」ではなく、その子が喜ぶものを一緒に見つけることから始めています。
愛犬にとっての「嬉しい!」をたくさん見つけてあげることが、幸せな暮らしへの第一歩だと考えています。

お悩みなど、お気軽にご相談ください。


