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2024.11.27
犬との散歩を考える
散歩は犬との大切な時間ですが、その目的は家庭ごとに異なります。運動やストレス発散、排泄、新しい刺激を楽しむなど、理由はさまざまです。ただ「義務」にならないよう、犬のニーズを満たすことを意識しましょう。
散歩の目的を犬目線で考える
犬にとって散歩は「においを嗅ぐ」「外の世界を感じる」ことが重要です。一緒に走る、他の犬や人と触れ合うなど、その子が好きなことを取り入れると良いでしょう。反対に、何が苦手なのかを観察し、安心できる環境を整えることも大切です。交通量が多い道を怖がる子、他の犬が近づいてくると緊張する子など、無理をさせず、安心して散歩を楽しめるよう配慮しましょう。
ただ、日々の散歩で苦手な状況を避けられない場合は、犬が極力ストレスを感じないよう環境を調整する工夫が必要です。
楽しい散歩を目指して
散歩の目標は「お散歩上手な子」になることではなく、「うちの子が楽しめる散歩」をすることです。もちろん、社会のルールや安全を守ることは大前提ですが、他の犬と比べる必要はありません。リードを引っ張らずに歩くことよりも、その子が満足して帰ってこられる散歩が一番です。
~まとめ~
飼い主さまも犬と一緒に楽しむことで、散歩は「義務」から「楽しい日課」に変わります。犬が満足できる散歩を目的にしてください。
引っ張らずに歩く練習や、人慣れ犬慣れのトレーニングも、まずは犬を満たしてからです。