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2024.12.14
褒めているつもりになっていませんか?
「ちゃんと褒めているのに、して欲しいことを一向に覚えてくれません」という声をよく耳にします。
このような場合、まず「褒める」とは何のためにするのかを考えてみましょう。
なぜ褒めるのか?
褒める目的は、飼い主さまにとって望ましい行動を、犬が次回も繰り返してくれるよう促すことです。そして、生き物全般に共通する特徴として、「メリットのある行動は繰り返す」傾向があります。
つまり、褒めたにもかかわらず次の機会に望ましい行動をしてくれない場合、その褒め方が犬にとってメリットと感じられなかった、つまり「嬉しい」と思えなかった可能性があります。
褒め方よりも大事なこと
褒める手段には、オヤツ、褒め言葉、ボディタッチなど、さまざまな方法があります。しかし、それぞれの犬にとって効果的な方法は異なります。そこで大切なのは、繰り返し関わる中で、その子にとっての「嬉しい」を見つけていくことです。
~まとめ~
人と人との関係でも同じことが言えます。相手との繰り返しのやり取りを通じて、好きな食べ物や楽しい活動がわかっていきますよね。
犬との日々の関わりの中で、その子の「楽しい」や「嬉しい」を発見し、それが本当に効果的かどうかを確認していきましょう。